自律神経の乱れ
5月と言えば、ようやく寒い時期を抜け、暖かい季節になっているかと思います。
花見や入学に卒業、入社や転勤・転職などなど人生においての様々なイベントも落ち着いた頃ではないでしょうか。
しかし、いや、だからこそ油断は禁物です。
5月は「五月病」という言葉があるように、「やる気が出ない」や「なんとなく身体が重たく感じる」など心も身体も疲れやすくなります。
これは学校や職場での変化へ適応能力が追いつかず、自律神経が乱れてしまっている現象と言われています。
新しい生活が始まって初めて迎えるGW。連休後に新しい生活に戻るという事も少なからず関係してるのかもしれませんね。
今回は5月に疲れる原因と対策法について書いて行こうかと思います。
元気に5月を過ごすため、ご自身の生活の中で始めやすい対策法を試して見てください。
⬛︎5月は自律神経が乱れやすい?
1.季節の変わり目は乱れやすくなる
皆さんは、春になると「やる気がでない」「頭痛がする」「日中眠くなる」などといった経験はないでしょうか?
このような症状は、自律神経の乱れによって引き起こされています。
特に季節の変わり目は「寒暖差や、気圧の変化」などにより疲れやすくなったりします。
2.新しい環境でのストレス
5月と言えば、入学や入社、転職や転勤など新しい環境へ移ってから、ちょうど1ヶ月経った時期です。
新しい環境での緊張や疲れが溜まってしまう方も少なくないのではないでしょうか。
そんな所への連休により、緊張の糸が切れてしまう、そんな話もよく聞きます。
他にも自律神経を乱す原因は沢山ありますが、特に5月に関しては昔から乱れやすいと言われています。
⬛︎そもそも自律神経とは?
自律神経には交感神経と副交感神経のふたつがあります。
違いは以下の通りです。
1.交感神経
交感神経とは、簡単に言うと「起きている」状態です。
脳が活性化し、筋肉が緊張しています。
普段の生活する上で大切な状態を保ってくれます。
2.副交感神経
逆に副交感神経とは「寝ている」状態です。
寝てなくても、リラックスしたり、食べたものを消化する時も副交感神経が働いている状態になります。
⬛︎自律神経が乱れるとどうなる?
交感神経と副交感神経が乱れているため、
①リラックス出来ない
②眠れない
③朝起きて身体がだるい(ちゃんと休めていない)
④頭痛、肩こりの悪化
こんな状態で疲れが取れるわけもなく、日々仕事や身体への悩みのループに陥るわけです。
⬛︎自律神経を整えて快適な生活を
1食事は適切な時間にバランスよく摂りましょう
食事をとると、消化のために副交感神経が活発になりリラックスな状態になります。
しかし、食事のリズムや暴飲暴食、偏った食事などにより交感神経が活発になったり、体の不調を起こしやすくなります。
できるだけ睡眠時間は胃に負担をかけず、またご自身の生活リズムに合わせたバランスの良い食事を意識してみましょう!
2こまめに身体を動かしましょう
運動をすると、自律神経のバランスを整えるセロトニンが分泌されます。ウォーキングやラジオ体操が効果的です。歩幅を広げる、きれいな姿勢を意識して過ごす、こまめに動く、階段を使用するなど、日常生活の動きを少し変える工夫をしましょう。
3入浴はシャワーだけではなく、湯船に浸かりましょう
湯船に浸かると副交感神経が働き、自律神経のバランスが整います。40度くらいのお湯に10〜15分間入浴すると効果的です。お気に入りの入浴剤を使用したりして、ゆったりとしたくつろぎバスタイムでリラックスな時間を楽しみましょう。
4睡眠をしっかりとりましょう
スムーズで深い眠りを誘うためには副交感神経が働き、心身をリラックスさせることが重要です。
寝る前にスマホを見ない、食事は3時間前までに済ますなど、色々ありますが、他にもアロマや入浴などご自身に合った方法を見つけるのも楽しいかもしれませんね。
5衣服で温度調節をしましょう
朝晩と日中の寒暖差が大きいです。だから温度変化に身体を順応させるために、衣類による温度調節が必要不可欠です。夏も室内が冷房で寒かったりするので、薄くて軽い羽織れるものを準備しておくといいかもしれません。
⬛︎最後に
いかがでしたでしょうか。
あくまでも1番大切なのは「あなたがリラックスできる」という事です。
頑張るのではなく、楽しんでください。
当店でも、そういった自律神経の乱れを身体をほぐすことでお手伝いさせて頂きます。
ご自身に合った対策をみつけて、楽しく5月を乗り越えて下さいね。
→毎月5日に更新して行きたいと思いますのでご愛読よろしくお願いいたします。